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注文住宅は、収納を自由に設計できるというのも魅力です。しかし、自由すぎて何を基準に決めればよいのか迷ってしまいませんか?
収納は基本的に生活導線を基準に考えて配置するのがおすすめ。なぜなら生活動線となる場所に収納スペースを設けることで、日常生活のなかでの無駄な動きを抑えられますし、収納しているアイテムの出し戻しがスムーズになる分、片付けがラクになるからです。
そこでここでは、注文住宅の収納について、玄関からの導線に沿って、実例をご紹介。気に入ったアイデアがあれば、ぜひ設計に取り入れてください。
玄関の収納といえば、従来は靴や傘をメインとした下駄箱を設置するのが定番でした。しかし、昨今では多様化するニーズに合わせ、鞄やコートなども一緒に入れておける「シューズクローク」が人気のようです。外出時の支度がスムーズになりますし、帰宅時に花粉や外側についたホコリなどを室内に持ち込む心配がないのがメリット。
靴や傘の他にも、自転車やアウトドア用品を収納
玄関はキッチンへ直行できる仕組みとなっており、買い物帰りにも便利。靴や傘の他にも、自転車やアウトドア用品を収納できる広々としたスペースを確保しました。
アーチ状になったおしゃれなシューズクローク
入口がアーチ状になったおしゃれなシューズクローク。たくさんの靴をしっかり収納できる大容量タイプで、こちらのお宅は自転車も収納可能な外部物置も設置されています。
洗面・脱衣所は、家族が帰宅して真っ先に向かう場所だからこそ、人数分のタオルやリネンだけでなく部屋着も収納しておきたいもの。部屋まで着替えを取りに行く必要がなくなると、生活導線的にもストレスが少なくなります。
収納スペースを充実させた西洋風のモダンな洗面脱衣室
タイル風に仕上げられた、西洋風のモダンな床が印象的な洗面脱衣室。洗面台の前が広々としており、収納スペースも充実しています。
衣服まで収納が可能なすっきりとした洗面脱衣室
衣服まで収納が可能なすっきりとした洗面脱衣室。ナチュラルな風合いも素敵で、落ち着いた木の色が清潔感をより一層アップさせています。
洗濯物を干した後はその場で取り込んで収納まで可能な洗面室
白を基調とした、ホテルのリネンのような清潔感を醸し出す洗面室。棚付き+室内物干しも設置されており、洗濯物を干した後はその場で取り込んで収納まで可能です。
帰宅後手を洗ったり、キッチンで飲み物を調達したり、買い物した食材を冷蔵庫に入れたり、といった動作が習慣になっている人も多いでしょう。家族にとって自然に足を運ぶ場所となっているキッチンなので、近年では引き出しタイプや、棚に引き戸をつけた収納庫など、調味料や食材などをたくさん収めておける収納家具が人気。特に料理中は、手の届きやすい場所に調理器具や調味料を置いておきたいものです。
壁面も使って大容量の収納を設けたキッチン
二世帯住宅ということもあり、壁面も使って大容量の収納を設けたこちらのキッチン。来客等に生活感を出したくない時に備え、収納スペースを隠せる半透明の扉も設置されています。
背面を活かしたキッチン収納
こちらも背面を活かしたキッチン収納。生活感を隠すための扉も設置され、スタイリッシュな印象に仕上がっています。キッチンからは広々としたリビングも見え、調理や配膳の際にも家族間のコミュニケーションを取りやすい仕様です。
高さのある収納スペースのあるキッチン
可愛らしい壁紙が程よく調和し、カフェのような雰囲気になっているキッチン。半透明の可動扉も設けられており、プライバシーも守れます。高さのある収納スペースは、家電等もしまえそうで便利ですね。
一般的に、リビングはリラックス、ダイニングは食事をする目的で設けられます。そのため、場所ごとに近くにあった方が便利なものを収納するのがおすすめ。例えばダイニングスペースはキッチンに近く、食器棚にも手が届きやすいように。リビングには雑誌やBlu-rayレコーダー、ゲーム機器などをしまっておける収納家具を置くのが良いでしょう。
また、室内の顔となる部分ですから、全体的な「素材感」を合わせるのも重要。アクセントとして個性的な家具を置くのも良いですが、基本的にはどんなものとも調和しやすい、落ち着いたデザインのものにすると間違いないようです。
「魅せる収納」を実現するリビング
ガレージを臨む大きな窓が特徴的なリビングも素敵ですが、収納面としては玄関からリビングへ続く「ディスプレイ棚」がポイント。雑誌や小物、観葉植物を置くことで「魅せる収納」を実現しています。
壁面にお気に入りの雑貨がディスプレイできるリビング
壁面にお気に入りの雑貨がディスプレイされたこちらのリビング。ヴィンテージ感漂うお店のようなつくりが魅力的で、大きなダイニングテーブルを中心に、すっきりとまとまった雰囲気となっています。
見せる収納と隠す収納を上手に使い分けたリビング
キッチンとつながったリビングは、シンプルに整頓された印象。見せる収納と隠す収納を上手に使い分けることで、端正な印象を与えています。
リビング横に設けた収納も可能な小上がりの畳スペース
カウンター式のキッチンとダイニングがゆるやかに繋がるリビングの横には、収納も可能な小上がりの畳スペースを設置。スタイリッシュながらゆったりとした畳はくつろぎ空間としても活躍してくれそうです。
寝室はベッドを置くだけでもスペースが狭まってしまうため、収納の存在感を出さない工夫が大切です。昨今ではベッドに隣接したウォークインクローゼットが主流となっており、寝室で着替えを行えるように衣服やパジャマを収納しておけると便利です。
ウォールシェルフが設置され「見せる収納」を意識した寝室
アイアンを使ったウォールシェルフが設置され「見せる収納」を意識したつくりに。寝る前のケア用品や雑誌、ルームフレグランスなどもおしゃれに並べられそうです。
靴も収納できる広々設計のウォークインクローゼット
ご主人がスニーカーをお好きとのことで、靴も収納できる広々設計。衣服を掛けるスペースも広々としている、すっきりとした印象のウォークインクローゼットです。
仕分けしやすいように作られたウォークインクローゼット
ハンガーに掛ける場所と畳んで並べる場所。仕分けしやすいように作られたウォークインクローゼットは、利便性に富みながらもまるでお店のように洗練された空間となっています。
モダンな空気を演出するウォークインクローゼット
木の古風な雰囲気がモダンな空気を演出するウォークインクローゼット。こちらも可動棚とハンガーポールを区別することで、仕分けしやすい仕様となっています。
ご紹介した事例は、すべて盛岡市にある「パルコホーム」のもの。パルコホームは耐震や制震面でも性能の高い注文住宅を提供しているのが特徴で、実際にママさんたちからヒアリングした上で実現した「ママ楽の家」も評判。
生活導線にも配慮し、住みやすい家づくりを行っている会社なので、八戸で収納を重視した注文住宅づくりを検討したい方はぜひ公式サイトをご確認ください。
所在地 | 〒020-0857岩手県盛岡市北飯岡1-1-82 |
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営業時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 毎週火曜日、お盆期間、年末年始 |